Home:INSIDE & OUT

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今回のハワイ旅行で思いがけず、心に大きなウェイトを占めることになったのが、「HOME:INSIDE & OUT」というパフォーマンスでした。Yokoさんにコメント頂き、本当にうれしかったです。

Yokoさんも書かれているとおり、この公演、プロダクションに関する記事があまり多くないんですよね。日本語で書かれたブログ記事には以下がありましたが、これ以外にはハワイ観光局のイベント紹介くらいでしょうか。

・「裏と表  Inside & Out

この記事のタイトルにあるとおり、インサイド&アウトには「本音と建前」という意味があるのでしょうね。観光客の集まるハワイという場所に生まれ育った若者が、観光客向けの顔を作りながらも、それぞれが家族、そして自らの生活を守り、なぜ、この島を捨てず、HOMEとして誇りをもって生きているのか。

実は前半と後半、二つずつのパーツに分かれた舞台だったのですが、僕たちは前半のステージに間に合わず、休憩後の後半しか観る事ができませんでした。それでも大きなインパクトを受けたのです。

プログラムからそのステージを紹介します。

?ONE(In These Islands)

TWO(I am because of home)

– INTERMISSION –

THREE(Home in Honolulu)

ホノルルという都会、観光客は押し寄せきらびやかな光と刺激的な音楽が満ち溢れている。それでもここはHomeと言えるのか。フラ・ショーでにこやかに踊るダンサーが合間合間に本音を独白する・・・。

FOUR(This is home)

本音と建前が入り混じる現在のハワイ。それでもハワイに住む彼らは過去の歴史、家族、それぞれの思い、人間関係を基に、すべてをひっくるめてこのハワイをHomeと考え、愛し、誇りに思い、生き続ける。

それぞれのパートの説明はプログラムと舞台の印象から勝手に付けましたが、英語力の無さと感性の鈍さから勘違いがあるかもしれません。上記で演者が本音をぶつける場面では観客が大笑い、多いに受けていました。たぶん、僕はその20%くらいしか理解出来ていませんが、けっして観光客であるわれわれが不快になるようなものではなかったと思います。(えーっと、そう感じました。うーん、ほんと。うううう・・・、まあ、わかんなかっただけかも・・・。)でも、シンプルな舞台装置ながらすべてにおいて洗練された内容で、ほんとブロードウェイのミュージカルみたい。(う、知らないのに言っていいのか。でも、本当にそういった印象)

パンフレットの表紙を張りましたが、左側の二人がRobert Ke’a no Ka’upuさんとLono Padillaさん。それぞれハワイ島とマウイ島の出身。先のブログ記事にありましたが、パディラさんは有名なフラ一家の一員。両名とも有名なクムフラのもと何度と無くメリー・モナーク・フェスティバルの舞台に立ち、また、世界各地でフラの公演を行っているそうです。もちろん、日本でも。(僕は両名とも日本で見た記憶があるのですが・・・。勘違いかもしれませんね。テレビ番組で拝見したのかな)。今は両名ともクムフラとして活躍中。

パンフレットの右に写っているのがオアフ島出身のChadwick Pangさん。西洋式のコーラス技術を身につけ、何度と無くコーラスグループの指揮を務めたことがある方と。また、ウクレレのマスターでもある。西洋音楽とハワイ伝統音楽両方の素養を持つ。このPangさん、いとこのテレサのウクレレの師匠とのこと。今回、公演を拝見できたのはテレサが招待してくれたからなのです。

彼はまたハワイ大学で「Manoa Voices」という音楽グループを結成、CDを出されてもいます。今回、僕はサインまで頂いちゃった。てへへ。感想は別途書かせて下さい。

彼、チャドウィック・パンさんの別のウクレレ演奏のビデオを見つけましたので、それもご紹介。

Gorgeous Ka’ala No Ho’i

ああ、Home:INSIDE & OUTについては後日、続きを・・・。

2件のコメント

  1. そうですね。まだCDを聴いていないのですが、ビデオを見ると書かれているとおり正統派という印象。舞台では素敵な歌声とウクレレ演奏を披露してくださいましたし、踊りも上手でしたよ。きっとフラも本格的に学ばれているに違いありません。(体格からは想像出来ないって書いちゃうと、失礼になるか・・・)
    実際の舞台は据付のビデオで録画されていましたので、そのうちなんらかの形で公開されるのかも・・・。オンラインなどで見れるようだと良いのですけどね。

  2. うわあ!さっそく充実のレポをありがとうございます!私もとても嬉しいです。
    大変興味深く、何度も読ませていただくにつれ、ホンモノを見たくなってきました~。これまでもたった2回しか実施されていないんですね。
    チャドウィックさんのバンドの音源なども聞かせていただきました。とても真摯な正統派の音楽ユニット、という感じでしょうか。
    続きも楽しみにしていますね♪♪♪

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