今年の自分の読書を振り返って

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Japanese Cultural Center of Hawai’iは門松作りのワークショップを開催。本願寺はもちつきを。見慣れたものがこういった記事を通してみるとまた格別なもののように思えてきます。

New Year’s traditions

以前の書き込みで「立ち読み」は嫌いだとか言いましたが、振り返ってみると読めもしない本をいろいろ買いすぎ。無駄使いしすぎでした。なんか本屋いくと気分が高揚しちゃうんですよね。

振り返ってみると、確実にハワイ本を買わなくなってきています。雑誌、ムックも含め・・・。そのなかでやはり今年のもっとも嬉しかったのがしゅんさんの歴史本でした。ずっと期待していましたからね。それ以外の本では「一瞬の風になれ」「風が強く吹いている」。文庫で続けて読んで、両方とも通勤中に駅を乗り過ごしました。先は読みたいわ、終わるのが惜しいわで・・・。楽しい読書時間でした。

10月に京都に行ってから顕著に興味が、ドミノ倒し的に広がって自分でも以外でした。

お香の店に立ち寄ったところ、イメージと違ってえらいことおしゃれ。試しにスティックタイプの香を買ってからはまってしまいました。いや、香りの違いをどうこう言えるほどではないのですが、楽しいものです。香道となると、どうにも縁遠いですが、生活のなかで楽しもうといろいろ試しています。

新聞を読んでいて「冷泉家 王朝の和歌守展」限定で「冷泉家秘伝の香り、100年ぶりの復活」と。それに惹かれて展示を観に行ったのですが、いやいや。前にも書いたとおり和歌にはまったく興味無かったのに、その形、文字、紙、造本に魅せられてしまいました。いやー、自分でもびっくり。三島にある佐野美術館で「和歌(やまとうた)の彩り かな文字と装飾料紙の美」を観に行ったり。(三島は「古今伝授」の地なんですね)。立ち寄った「三嶋暦師の館」で、今度は暦のおもしろさに開眼。やれやれ・・・。きりがない。

何十年ぶりかで習字の道具を買ったりして・・・。書も香道と同じで「書道」となると面白くない。「書」を楽しむつもりで・・・。で、今、読もうとしているのが石川九楊さんの本。「日本書史」「近代書史」はその価格、内容からして手が届きそうにないけど。新刊の新潮文庫「選りぬき 一日一書」はグッドタイミング。

いつものようにこの興味、気まぐれで終わるのか、ちょっとは長続きするのか?

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