書籍の購入動向

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昨日のNHKでは売上情報に依存する昨今の書籍販売状況が紹介されていました。

・最近の読者は本の購入を売れ行きベスト10などの情報を参考に決めている。
・従って売れる本はますます売れ、売れない本はすぐに返品されてしまう。
・背景には不況といわれながらも増加するばかりの出版点数もある。
・売れ行き偏重を打破すべく生まれた「本屋大賞」も販売に結びつくのは受賞作だけであり、二位、三位などは売れ行き実勢に大きな影響が無い。

「本屋大賞」の最近の受賞作をみるともともと売れている、話題になっている本のように感じられ、本来受賞に相応しい二位以下の作品に光が当たらないのであれば存在価値は無いのでは、などと思ってしまいます。

ただ、それだけ面白い本を求める人が多いということは言えるはず。それだけ読書のプロと言われる書評家、書店員の発言力は増しているのでしょうね。

僕は「本の雑誌」で話題になった本を覚えておいて、文庫になったときに読むようにしていますが・・・。だから話題の本に触れるのがかなり遅くなります。

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