Nation Within

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インターネットのさまざまなサービスに興味があるにも関わらず、例えばSNSにあまり積極的になれなかったのは生来の面倒くさがりと、引きこもり傾向が影響していると認識しています。Facebookというサービスも興味本位で登録したままほったらかしにしていました。

「最近、利用していないですよ。どうしました?」てな内容のメールがFacebookから来て、ちょっと覗こうか?とログイン。Hawaiiをキーワードにどのようなメンバ、グループが検索できるか試してみました。当然、多くのグループが有ったなかで興味引かれたのがstatehood hawaiiというグループ。なんだろ、と見てみると、どうやらハワイの立州50周年を機会にハワイの様々な歴史上の問題を語り合おう、検討しようというグループのようです。

サイト:Statehood Hawaii

このサイトをいろいろ覗いているうちに、彼らが昨年主催したパネルディスカッション「Views from the Shore: Impact of Immigration on Hawai’i Past Present and Future」に行き当たりました。参加者の一人が、Tom Coffmanさんです。

http://www.youtube.com/watch?v=b3yrzb7ILYY

Tom Coffmanさんはハワイの歴史に関する様々な歴史に関する著作をお持ちのほか、監督としていくつかの映像作品を発表されています。そのうちの一つが、以前別の機会で触れた、「The First Battle」、第二次世界大戦勃発直後にハワイの日系人に向けられた視線をメインテーマとした作品でした。

今、ちょうど観ているのが、彼がライターと製作者を務めた別の作品、「Nation Within」(監督は最近ここで触れているBiography HAWAI’IシリーズのJoy Chong-Stannard)。同じタイトルの著作がありますが、これを基にしたドキュメンタリー作品です。(リージョン1で、英語の字幕も無いので、なかなか根性が要ります。まだ1/3ほどしか観終わっていません。どこまで理解出来ているか自信なし)

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丹念にアメリカがハワイに着目し、やがてハワイの経済、そしてアメリカの軍事的な視点からハワイの価値が変じ、やがて準州、立州に至る過程が描かれていることはよくわかります。(前にも書きましたが、字幕が無いため、一通りハワイの歴史を予習しておかないとなかなかついていけません)

この作品そのものの価値はもちろん、DVDで面白いのはベースとなった歴史的ドキュメントのイメージが付録として収められており、パソコンでそれを観ることが出来るのです。(例えばルーズベルトからマハンへの書簡、サーストンからドールへの書簡など)。ハワイの歴史に興味あるかたなら、手が伸びるでしょ?

作品自体の感想は全部観終わってから・・・。休み休み観ているので、あと一週間は掛かりそう。

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