野球とクジラ -カートライト・万次郎・ベースボール-

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先の書き込みでふれた現代野球の父、カートライトをメインに据えた本があることに気が付きました。いや、この本についてはどこかで目にしていたはず・・・。その時には内容をよく理解できず、そのままにしてしまったのだと思います。目次とか、紹介文を読むと面白そうなんですよ。

サブタイトルに万次郎とありますが、このカートライトと万次郎にいくつかの共通するキーワード、体験があることに著者は着目、つまり、「捕鯨船」(カートライトもハワイに来るとき捕鯨船に乗船)、「ゴールド・ラッシュ」(カートライトは途中で断念するのですが)、もちろん、「ハワイ」とその「時代」。

面白いですねー。こういう視点で見たことは無かった・・・。「アメリカン・パスタイム」の生みの親とされるカートライトと万次郎をくくることで著者は何を描きだそうとしたのでしょう。

「BOOKデータベース」にはこうあるそうです。

輝かしい野球の誕生をアメリカの原・民主主義の精神からあぶり出し、捕鯨と野球を通して日本の「第二の開国」と日米交流史を鮮やかに描く。ベースボール成立期の迫真のドキュメント。

1 野球の父、アレキザンダー・カートライト;
2 タウン・ボール;
3 ベースボールへ;
4 広まるベースボール;
5 カリフォルニアへ;
6 サンフランシスコから;
7 万次郎と「ジョン・ハウランド号」;
8 マサチューセッツでの万次郎;
9 万次郎、カートライトと同じ道を;
10 ハワイでのカートライト;
11 ハワイと野球;
12 王家とカートライト;
13 コイン・クラブ;
14 万次郎、デイモン、カートライト;
15 日本開国へ;
16 日本の野球とタウン・ボール;
17 ハワイの野球;
18 カートライトと日本

ううう。ぜひ読みたい・・・。もう在庫無いようなので、ブックオフで注文してしまいました。詳しくはまた読了後に・・・。

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