竹久夢二 「布哇名歌アロハエー」

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竹久夢二がハワイで描いた絵が発見されたとのニュース、非常に興奮しました。1931年とのことですから今話題にしているマッシー事件の起きる直前のハワイを見聞しているはず・・・。

竹下夢二の外遊記録が残っているのか、まだ確認できていないのですが、もし、文章が残っているのであれば読んでみたいですね。

アメリカ本土での夢二については詳しい著書があるそうです。リンク先を読んでいっそう興味がわいてきました。

「松岡正剛の千夜千冊-『夢二のアメリカ』袖井林二郎著」

今回、発見された絵とは関係が無いのですが、大正9年に刊行された楽譜集「布哇名歌アロハエー」の装丁を竹久夢二さんが行っているそうです。書影を掲載されている古書店さんへのリンクを張りますので、ご覧になってください。

→「古書店モズブックス 布哇名歌アロハエー セノオ楽譜218 (竹久夢二装幀)」

ちょっと欲しくなっちゃいますね。もちろん、時代が先になりますので、今回の外遊とはまったく意味が異なりますが、なにか布哇への思い入れがあったとしたら知りたいところです。今回話題の「宵待草」もセノオ楽譜からの刊行で全国的なヒットにつながったとか。

また、今回の発見元、「ハワイ・ジャパニーズ・センター」にはまだ貴重な資料が眠っているはず・・・。主に大久保清さんが集められた資料は膨大すぎてまだまだ整理も大変と思っておりましたが、その一端が大きなニュースになり、ボランティア等の助けが集まるきっかけになるのでは、と期待しています。

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