Oahu Hikes: The Best Hikes and Walks on the Island (Lone Pine Guide)
今回もハワイの自然に親しむチャンスが無かったわけで、でも、空想の世界だけでもハイキングを楽しもうと、ハイキング関係の本を一冊買いました。もちろんハイキング関係の本は何種類かあったわけですが、一番ハンディでカラー写真が多かったのが本書。
アラワイ運河近辺やワイキキエリアの紹介もあって初心者向きなのだろうと思いました。全般的に危険は少ないコースが紹介されているとありますが、リスクのひとつに犯罪やらマリファナ栽培地に出くわすことが挙げられていて・・・。やっぱり地元の人と行ったほうが良いみたい。（この点、ほかの書でも指摘有りますよね。）
ごめんなさい。やっぱり熱心に読んでしまうのが「Judd Memorial Trail」のコース。このトレイルコースの名前は、１９１５年から１９３９年までハワイ準州森林監督官の任にあったチャールズ・Ｓ・ジャッドを記念して付けられたもの。（いや、ほんとジャッドの名前、いろんな分野で出てくるんですよ）。本書によれば彼はYale Forestry Schoolを卒業。軍が新しい道路の建設を行おうとしたときには原生林の保護を主張。また、森林が水系管理に大きな役割を果たしていることを熱心に説いた人物だったそうです。
以前の書き込みで、A.F.Judd Jr.が残したドキュメントを図書館で見たことに触れましたよね。このドキュメントの中にはチャールズ・Ｓ・ジャッドとの書簡も含まれてたんです。内容は植物の保護に関するもののようでした。A.F.Judd Jr.は法律が専門のはずでしたから意外に思って、メモを取りました。対象の植物の名前は「Pamakani」となっていて、後から調べると、ハワイ州のサイトで、絶滅危惧種に挙がっているんですよ。手紙の肩書きを見ると、Board of Commissioner of Agriculre and Foresrotyとなっていました。
