少しずつハワイで買った本の紹介をしていこうかな、と思います。
今回は「The companies we keep 2」というタイトルの本を。
これはハワイの地元の人々におなじみのブランド、会社、キャスター、テレビ・ラジオ番組の由来を調べた本の続編になります。著者がハワイ・パシフィック大学の学生に調べさせたものをまとめたもので、レストラン、ジッピーズの名前の由来とか(知っている人は知っていますね)、一冊あればブログやコラムのネタに困らないような本でした。
一冊目はハワイねたを中心アメリカ本土、日本から進出している会社も取り上げられていたのですが、この二冊目はローカルの話題が中心。よりハワイローカルのトリビア集色が強くなりました。日本人にはなじみの無いキャスターや芸能人の話題もあってちょっとそこはつらいですが。ローカル度を計る尺度になるかもしれません。
・ハワイ5-Oのジャック・ロードが一度、役を降ろされそうになったことがあったのですって。(それにスター・トレックの主役をオファーされたことがあったのだとか)
・アラモアナショッピングセンター開業時のエピソードあれこれ。(オリジナルのテナントで今も残るのはシロキヤ、ロングス、シアーズ、フードランドそしてスリッパー・ハウスの五店だけ)
・日本から最初にハワイを訪れたのはジョン・万次郎。・・・となっていますが、これは本書の間違い。少なくとも同じく漂流民である長者丸の一行がいましたし、彼らがハワイの人々とコミュニケーションを円滑に取れたのはそのまた以前にハワイに住んでいた日本人が居た可能性が有ります。
そのほか、興味深いネタが多いけど。でも、100%本書を面白いと思えるのはやはりハワイに長いこと住んでいる人だろうな。
上記のビデオで紹介されているロバーツ・ハワイのマークのエピソードは一冊目で僕が一番はまったテーマのひとつ。読みながら大笑いしてしまった。