この時期、ホノルルマガジンでは夏の読書記事を掲載します。今年も興味深い本が。
文芸誌バンブーリッジでマッシー事件を取り上げていることは数年前から知っていたのですが、なぜ文芸系出版社が?。
文芸誌らしいのは連詩でこのマッシー事件を語ろうとしていること。書き手にはバンブーリッジでお馴染みのアジア系作家が名を連ねています。
篠遠教授と荒俣さんの共著・対談といえば平凡社さんの「楽園考古学」。恐らく本書はその英訳本ですが、紹介を見るかぎり図版等がかなりリフレッシュされているように思えます。「楽園考古学」が古書店等でしか入手出来ない今、本書を購入するのも手かもしれません。
以前触れた「配所転々」の英訳版です。日本だと高いですね・・・、うーん。解説のゲーリー・オキヒロさんには収容所も含めアジア系アメリカ人に関する多くの書があります。