また、ジャッド家の第三世代の話題に戻ります。この一家について書きやすいのは様々な分野で足跡を残し、また著書を残しているからでもあります。
ここで取り上げるJames R. Juddはバラク・オバマ大統領が生まれた「Kapi‘olani Medical Center for Women & Children」のファウンダーの一人として高名ですが、また、戦地での救命活動でも多大な功績を残しています。
特に第一次世界大戦のフランスにおいては夫婦で活躍をしており、レジオンドヌール勲章を受勲しています。
その内容については以下のページに詳しく記されていますので、参照ください。
・Hawaii’s French Connection: Hawaii couple wins France’s highest honor
この記事によれは「フランス贔屓」だったようですね。
上記に触れられていますが、彼の書「With the American Ambulance in France」はオンラインで公開されていますので、容易に読むことが出来ます。ただし、当然フランスでの活動が中心ですので、ハワイについての記述を期待出来ません。
本書のなかで英語をうまくしゃべる少女に出会い、不思議に思って尋ねると、プナホウ・スクールで英語を学んだのだという回答を得るシーンがあります。
そうそう、そういえば彼もイェール大学卒なんですね。その後Columbia Universityで医師の資格を得ています。
彼の書ですが、アマゾンで購入できるそうなので、もしご興味があれば・・。