本棚を整理していたところ、これも探していた一冊が出てきました。
「後藤濶のこと」
著者の嘉屋文子さんは、養父のお兄さんが後藤濶さんにあたるという縁から、その人生、事件についてまとめられ、この一冊を刊行なさいました。本書は残念ながら入手しにくくなっていますが、英語版「Katsu Goto: The First Immigrant From Japan」も同時に上梓されており、時折オンライン古書店で見かけることがあります。（発行は広島の溪水社）
この事件を扱ったコミック版の本も確か日本語版、英語版で刊行されていたと思いますが、本書も入手が容易であればと思います。
嘉屋文子さんを例に挙げるまでもなく、広島とハワイの移民で結ばれた関係は深いのですが、それを日本語、英語併記でわかりやすくまとめられたのが「ヒロシマとハワイを結ぶ物語」の畝崎雅子さんです。移民の歴史とともに英語学習にも活かせるすばらしい書と僕は思っているのですが、その「ヒロシマとハワイを結ぶ物語」の英語朗読版ＣＤ完成が成ったことを教えて頂きました。詳しくは以下の記事を参照ください。
・ハワイ移民史 伝えるＣＤ 広島の畝崎さんら制作 絵本を基に英語で朗読
ご興味のある方は株式会社トモコーポレーションに是非、お問い合わせください。
