ハワイアン音楽快読本

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ハワイアン音楽快読本

MATTさん、小林正巳さんの新刊です。

小林さんにはずっと前に雑誌フラレアに登場頂いて、もちろんそれ以前から活動は存じていたのですが、尊敬する方の一人です。知識量はもちろん、ウクレレをはじめとする精力的なその活動。実際、お会いしたときは想像どおりの、いや、想像以上に活力あふれる姿に感銘を受けた記憶があります。

先にその膨大な知識量にふれましたが、小林さんが凄いのは真実を知ろうと自らの目と耳のみを信じて探求していくところです。小林さんの知識は人伝えとか本からのものではないのです。

本書の冒頭である文芸誌に「アロハ・オエ」に関する誤った記事が掲載されたとき、小林さんはそれを正そうとして雑誌に連絡をとったところ、それこそ「けんもほろろ」の扱いを受けてしまいます。イメージが先行するハワイ関係の知識というばかりでもないでしょうが、どうも面白いエピソードとか感動的なエピソードが「事実」として誤って受け入れられがちで、それを正そうとする小林さんの行動は、煩がられこそすれ、なかなか受け入れられないのですよね。

続いてアロハ・オエの元となったと言われる曲に話題が移ります。僕もこのうちの一曲を聴かせて頂いたことがあるのですが、いやはや、驚愕。似ているどころではありません。せっかちな僕は「そのままやんけ」なんて叫んでしまいましたっけ。以来、アロハ・オエの曲のイメージがちょっと変わってしまいました。(ただ、あの曲はあの詩との組み合わせで初めて名曲になるのであって、リリウオカラニ女王の功績と才能を否定する気持ちはありません)

これに限らず、エピソードが満載の一冊。(特に僕はクイ・リーさんのエピソードが好きです)。ポータブルなステール・ギターの工作ページまであります。かっての工作少年はこれにトライされてはいかがでしょう。ステール・ギターといったら高価でかさばる物という印象がありますからね。

2件のコメント

  1. わあ、mattさん、コメントをありがとうございます。
    ご無沙汰をしております。
    そういえばこの書き込みでサイトへのリンクを忘れておりました。
    http://www.ne.jp/asahi/matt/uke/jam.html

    http://blog.goo.ne.jp/goomatt/

    しまった。紀伊国屋さんだったらお邪魔すれば良かった。すごく賑やかですね。ありがとうございます。今後も拝見させていただきます。

  2. ASAMIさま ご紹介いただきありがとうございました。

    9月4日に出版記念イベントを開催しましたので、その記事や音を掲載いたしました。ご参考にどうぞ。

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