ふたりでKIKIを聴いていた

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んふー。タイトルで反応してしまいました。喜多嶋隆さんの角川文庫新刊です。

以前、旧布哇文庫を運営していたときに「何故、喜多嶋隆さんの本がないのか」というようなメールを頂いたこともありました。僕もそう思い、店頭にある本、ブックオフにある旧作も買い集めたこともあります。実際、読んでもいます。

ただ、数が多いんですよねー。すっごく。不精な僕はそれだけで・・。

もう当時は喜多嶋さんのファンクラブもあったしファンサイトもあって、喜多嶋さんの著作は取り上げるまでもないだろう、と決めてしましました。(めちゃくちゃですな)。以来、書店で新刊を見かけても見てみぬフリ。掲示板で触れたりすることはありませんでした。

喜多嶋さんの本が嫌いなのか、と思われるかもしれませんが、そんなことないんですよ。

本書は先に書いたとおりタイトルの「KIKI」に反応してしまいました。40歳代から50歳代の方は同じ感覚をお持ちでしょうけど、サーフィンというものが日本に認知され、スポーツばかりではなく音楽などもアメリカ西海岸やハワイのサーフ・ミュージックに親しむようになった世代にはKIKIというラジオ局はお馴染みのものになっていましたね。DJではカマサミ・コングとか。

僕のなつかし気分にストレートに入ってしまいました。

僕の買い集めた喜多嶋さんの本のなかには「ALOHA BOOK」というものがありました。ハワイのコンドミニアム生活を紹介した本で、80年代でしたからまだロングステイという言葉も、コンドミニアムという言葉もあまり馴染みのない時代の本です。この本は当時は立ち読みした記憶があるのですが、発売当時ははるか彼方の夢のようで購入しなかったんですね。今、本書を見るとカラーも少し色あせてついこの間のような80年代が遠いものになりつつあることを感じます。

あとがきを読ませて頂くと、その「ALOHA BOOK」の最新版をインターネット上で展開することになったとあります。

(仮)喜多嶋隆のMY HAWAII MY ROOM

10月から本格オープンとのこと。

1件のコメント

  1. ピンバック: ゼロから

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