クアロア、ビショップ博物館、州立アート・ミュージアム

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今日はいろいろと連れて行ってもらいました。

クアロア・ランチはワイキキから遠く離れ、山が迫る素晴らしい景観に在ります。いくつかの書をあたると前身のクアロア・プランテーション時代に最初の移民、元年者が働いていたと思われるのですが、その記述が「ワイルダー耕地」とかになっていて、絶対に確かと言うことは出来ません。第一次資料に当たって確かめたわけではない為、断言出来ません。ただ、可能性はあるでしょう。いずれにしても山が迫り、海の近いこの土地ではプランテーションとしての成功は難しかったであろうと思います。
おそらくすべてのアトラクションに参加しても耕地であったことを感じることは難しかったでしょうが、廃墟となったミルを移民達が仰ぎ見たと想像してみました。

ビショップ博物館では移民についての特別展が継続中です。カツ・ゴトーの事件に光を当ててコーナーが設けられています。(カツの漢字が出てこなくてカタカナにしています。今までも間違った漢字を使っていたようです)彼の懐中時計とこの事件をテーマにしたコミック、ビデオが上映されています。解説の方とお話ししていて、この事件とタリア・マッシー事件を対比して語って頂けたことが自分にとっても興味深いことでした。

州立アート・ミュージアムでは新しい展示の一番最所にヒッチコックの作品が有りました。カウアイ島の渓谷美を描いた色彩豊かな作品です。彼の作品の中でも様々な色が使われている方ではないでしょうか。今まで書いて来たとおり、カツ・ゴトーと彼の父親は縁が有ります。偶然ですが、ビショップ博物館での展示の後で出会えて驚きました。

ビショップ博物館の方のお話しでは移民全般をテーマとしていても人口比、また博物館所蔵の資料の量から言ってもやはり日本からの移民についてが展示の中心になるそうです。問題は集まった資料をどう記録、保管していくかということなのでしょうね。

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