アマゾンでなにげなく「ハワイの暗黒」を検索してみたらなんとヒットするじゃないですか。古書店からの出品で、状態はあまり良くないようですが注文してしまいました。ずっと探していて古本屋を覗いたり、オークションを覗いたりしていたのです。
ハワイの歴史、日系人の歴史について書かれた本で言及されることの多い事件ですが、たぶん日本語で書かれたものでは一番詳しいものになると思います。
ここで、自分の知る本書に関する和書を。
・「ハワイの暗黒」/ボブ・トーマス、ピーター・パッカー共著 平井イサク訳 毎日新聞社 1968年刊
・「ホノルルからの手紙 -世界をハワイから見る-」/ハロラン芙美子著
ここで挙げたなかでは、今もっとも入手しやすい本と思います。
・「アメリカは有罪だ アメリカの暗黒と格闘した弁護士ダロウの生涯」/アービング・ストーン著 小鷹信光訳、サイマル出版会
クラレンス・ダロウの評伝ですが、彼が最後に担当したケース、マッシー事件についてはそれほど詳しくありません。あまり本人の名誉となる事件でなかったせいもあるかもしれません。
最後の本の訳者である小鷹信光さんの手でこの事件が「ミステリ・マガジン」に取り上げられていたような記憶がありますが、すみません、あいまいで。
いずれにしても注文した「ハワイの暗黒」入手、読了出来次第感想を書きます。
お、そうそう、今日放映されるWOWOWの「コールドケース」のエピソードでは日系人の収容所がテーマになるようです。観なくては・・。