また遅い情報でごめんなさい。
今年の8月、書店でびっくりしたのが懐かしい「エヴァ・ライカーの記憶」が創元推理文庫から復刊されていたこと。文春文庫で読んだのが82年ですから、社会人になったばかりのときですね。あまりの面白さにぶっとんだ記憶があります。
と、書きましたが覚えていたのが「面白かったこと」と「タイタニック」が絡んでいたこと。そしてなんだか余韻の残るラストであったということだけ。詳細をまったく覚えていないのです。
今日、なんの気なしに立ち読みしたら、あっと、冒頭の舞台はハワイではありませんか?。ありゃりゃ、そうだっけ?。
たぶん真剣に探せば82年に読んだときの文庫が出てるかもしれませんが、そんな悠長なこと言っていられません。また創元推理文庫版を読み直しです。まあ、同じ本を何回も愉しめるというのが嬉しいといえば嬉しい。悲しい、情けないといえば悲しいですな。