以前の書き込みでハワイには私立学校が多いのではないか、と書き込みました。
それを裏付ける統計資料を探したのですが、ほんの半時間ほどの検索ではずばりの資料を見つけることができませんでした。うむむ、以前の布哇文庫掲示板で書き込みを頂いていたカワサキさんにお知恵を借りるべきなのですが、いくつか見つけた資料と記事から以下のような姿を描いています。
・ハワイではアメリカ全土から比較すると高校を卒業する生徒の数は多い。
これはハワイが18歳まで義務教育としているからかもしれまぜん。ただ、同じように18歳までを義務教育としている州との比較をおこなっていないのでなんとも言えないですが。
・州の教育に関する支出は少ない方である。
データの見方に自信がありませんがほかの州に比べると生徒ひとり当たりの支出額も、支出全体に占める教育関係の割合もアメリカ全体の平均からすると低めの数字になっていました。
・一般的に公立学校の教育に不満を持つ人が多い?
実際、指針の一つ、SATのスコアが(相変わらず)落ちているという報道があります。
Hawaii SAT scores below average, still dropping
・児童を抱える家庭の収入はほかの州のそれと比べると高い。
意外といってはなんですが、平均収入は他の州よりも多いんです。平均ですから格差が大きいのかもしれません。(高価な教育費や生活費をまかなう為共働きをしている家庭が多いとの情報もありますけど)
・公立の教育に不安を持つ親は多少の負担があっても私立に入れたがる。
との情報も。
とはいえ、予算が少ない=程度が低いとは言えないわけで、さまざまな制限のなか努力している優秀な教育者も多くいらっしゃるわけです。たとえば・・・ 教科書がない?!意外なハワイの教育事情
うううう、やはり僕には荷の重いテーマでした。カワサキさん、こんどお時間あるときに最新のハワイ教育事情をご教示ください。