Howard Hitchcock Islander について

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以前、Howard Hitchcock Islanderという本について、リプリントされたらしくホノルル美術館で売っていたと書きましたよね。手元に届いた本書の奥付に相当する部分をチェックしてみたのですが、リプリントらしい記述が一切ありません。おやおや。

当初の版元であるTopgallant Pubからの出版となっていますし、しかもFirst Printing。これは以前古書店で入手したものと同じですね。体裁もまったく同じですし。

どういうことでしょ。amazonで検索してもらうとわかりますが、二件ヒットし、そのうち古書としての出品は$298.00という値段がついています。もう一件は「Out of Print–Limited Availability 」扱い。うーん、ホノルル美術館の本はどういうものなんでしょう。出版社か本屋の倉庫に眠っていたのか。それとも美術館の在庫にずっと有ったものなのか。

とにもかくにも$298.00など出費せずにホノルル美術館では買えるのですから歴史や美術に興味ある方は是非、買ってみてください。僕は前書いたとおり、シジャッド家や歴史に対する興味から手に入れようとしましたが、手にしてからは彼の絵が好きになりました。詳しいこと判りませんのでまた嘘を書いてしまうかもしれませんが、おそらくは印象派の影響を受けているであろう彼の絵は本当に魅力的です。だいぶ前に日本で巡回展示された「ホノルル美術館展」にも彼の有名な火口の絵は展示されていますので、その図録をお持ちの方は見て頂きたいのですが、それ以外にも魅力的な絵を残していますよ。

著者であるHelen Hitchcock Maxon を調べてみると、別に「One hundred years;: The story of an era」という著書を持つことが判りました。出版社はとみると、オバマさんの出身校、Punahou Schoolです。1940年代の出版ですから入手は難しいでしょうが、チャンスがあれば手にしたいものです。おそらくハワイの歴史に関する本でしょう。

(もうちょっと調べてみて、彼女の絵と思しきものを発見。先の書も画集かもしれませんね。彼女が絵を描いていてもなんの不思議もありません)

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