電子本の流れで「自炊」という言葉が一般的になりましたね。文脈の流れで聞くと説明されなくとも（初めて接する人でも）自分の本を解体してスキャンすることと判りますよね。
僕はそこまでしない。そこまで本を持っているわけではないからもあるけど、電子化しても結局、どこにしまったか判らなくなってしまうはずだ。そう、パソコンのディスクトップは実際の机の上とか部屋を反映すると思っているけど、僕のPCのディスクトップはごちゃごちゃだ。電子化した本の整理も結局うまくいかないのでは？。それよりなにより、スキャンすることさえ面倒だ。
以下は自分には無縁のことだけど、そのうち、逆の自炊が一般的になると思う。つまり手製本だ。電子本や既成本にあきたらない人が自分の本を作成する。権利の切れた書籍のデータをダウンロード、好きな書体で好きな紙に印字。あるいは手書きで写しても良い（写本の昔に戻るわけだ）。
そのうち、どこ製の本、だれそれが作成、あるいは写した本がプレミアムがついて取引されるようになる。今の稀覯本のようにね。
