クラレンス・ダロウの「最終弁論」

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ハワイの歴史に興味ある方はタリア・マッシー事件のことをご存知でしょう。この事件でアメリカ海軍、およびタリアの母親の弁護士となったクラレンス・ダロウの名前もご記憶のことと思います。いや、アメリカの歴史に興味ある方はスコープス裁判、あるいはモンキー裁判で先にクラレンス・ダロウという名前を知ったことでしょうね。

ランダムハウス講談社文庫の新刊「最終弁論」はアメリカの「歴史的裁判」の最終弁論を集めたものですが、手に取る前からこのクラレンス・ダロウの弁論が含まれているであろうと確信をもっていました。

ただ、この事件の最終弁論とは・・・。今、凶悪な理解に苦しむ事件と死刑問題にゆれる日本には示唆に富む事件です。死刑必至と思われていたこの事件、二人の若者、いや、少年の助命を願った彼の最終弁論はどういうものだったのでしょう。

最終弁論 歴史的裁判の勝訴を決めた説得術 (ランダムハウス講談社 リ 4-1)

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